デジタル簡易無線機の種類と、免許局と登録局の違いについて解説
近年、無線機の需要が増えてきており、特にデジタル簡易無線機が注目を集めています。
本記事では、デジタル簡易無線機の種類について詳しく紹介し、さらに免許局と登録局の違いについても解説します。これらの情報を知ることで、無線機の取得や使用に関する疑問が解消されることでしょう。

目次
デジタル簡易無線機の種類とは
デジタル簡易無線機にはいくつかの種類があります。まず最初に、業務用無線機とアマチュア無線機の2つに大別されます。業務用無線機は、企業や公共機関などが専門的な目的で使用する無線機であり、特定の免許が必要です。一方、アマチュア無線機は趣味や非営利的なコミュニケーションに使用される無線機で、アマチュア無線従事者資格が必要です。
免許局と登録局の違いについて
無線機を取得する際には、免許局と登録局という2つの電波法に基づいた周波数が存在します。それぞれ免許申請が異なります。
デジタル簡易無線免許局の周波数は2つの帯域が用意されており、VHFは154MHz帯のデジタル19波+アナログ9波、UHFは467MHz帯のデジタル65波+アナログ35波(アナログ35波は2024年11月30日以降は使用不可)となります(※増波前)。変調方式は、ARIBによりπ/4シフトQPSK、RZSSB、4値FSKの方式が定められ、相互に交信できません。通信出力は1W〜5Wです。
デジタル簡易無線登録局は、レジャーや業務上の連絡に利用されています。使用する周波数は法律で規定されており、351MHz帯のデジタル30波と上空仕様の5波が割り当てられています。(※増波前)
2023年6月1日より、デジタル簡易無線機の免許局も登録局も、使用可能な周波数(チャンネル数)が増加されました。こちらの改定により、免許局が65chから75chに、登録局は30chから82chまで増えます。
デジタル簡易無線機の増波理由や、増波対応機種一覧について、下記の記事でご確認ください。
デジタル簡易無線機の使用方法
デジタル簡易無線機の使用方法ですが、登録局は、包括免許により全国で利用できることから、利用台数が多く都市部では、混信(キャリアセンス利用の場合は送信できない)など利用上通信チャネルの運用を考える必要があります。その点、免許局は、利用数が少なく、免許管理厳密なことから通信を確実に確保したい業務従事者に利用されています。免許局のレンタルは違法であるとする業者が存在しますが、誤認識であり免許局のレンタルは可能です。興味がある方は、一度STJレンテックまで相談ください。
インカムとトランシーバーの違いについて
インカムは、特定の範囲内でコミュニケーションを行うための無線機で、主にイベントや施設でのスタッフ間の連絡に使用されます。一方、トランシーバーは、インカムよりも広い範囲でコミュニケーションが可能な無線機で、登山やアウトドア活動などにも適しています。ただし、業務用無線機、トランシーバー、インカムの表現、利用については、垣根が無くなりつつあり、業界、年齢などにより無線機の総称として利用される場合が増えています。
無線機・トランシーバーの専門店選びのポイントと料金について
業務用無線機を購入するためには、信頼性のある専門店選びが重要です。専門店は、顧客のニーズに合った適切な無線機を提案し、アフターサポートも充実していることが求められます。
よくあるQ&A
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デジタル簡易無線にはどのような種類がありますか?
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デジタル簡易無線には、主に「登録局」と「免許局」の2種類があります。
登録局は比較的導入しやすく、多くの業務用途で利用されています。
一方、免許局は専用周波数を利用するため、混信を抑えやすい特徴があります。
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デジタル簡易無線はどのように使用しますか?
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基本的には、同じチャンネルに設定した無線機同士で通話を行います。
送信ボタン(PTTボタン)を押して話し、離すことで受信に切り替わります。利用前には、
・チャンネル設定
・バッテリー確認
・通信テストなどを行うとスムーズです。
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デジタル簡易無線は初心者でも使えますか?
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比較的シンプルな操作で利用できるため、初心者でも扱いやすい無線機です。
電源を入れてチャンネルを合わせることで、すぐに通話できる機種も多くあります。
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デジタル簡易無線はどのような場面で使われていますか?
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建設現場や警備、イベント運営、物流倉庫などで幅広く利用されています。
複数スタッフ間でリアルタイムに情報共有したい場面で活用されています。

