【令和5年改正】デジタル簡易無線局の増波等について

令和5年度(2023年)、デジタル簡易無線機(登録局、免許局)の利用できる周波数が増波となりました。

こちらのコラムでは、増波対応、法改正による免許申請手続き、各メーカー増波対応モデルなどをご紹介します。

デジタル簡易無線機の利用できるチャンネルが増加しました

令和5年9月8日に簡易無線局において、350MHz及び460MHz帯のデジタル方式の周波数を拡大しました。また、遠隔利用や中継も可能になりました。
法改正については総務省のサイトを参照ください。

対象局これまでこれから
登録局
350MHz帯/最大5W
(上空利用は最大1W)
地上専用30ch82ch
上空利用(地上可)5ch15ch
免許局
460MHz帯/最大5W
地上専用65ch75ch
中継利用なし20ch(10ペア)

デジタル簡易無線の増波理由などについて

令和5年度(2023年)に、デジタル簡易無線(免許局・登録局)は利用可能な周波数が増加されました。
増波の目的は、場所や時間により電波が混雑して使いにくかった部分を解消するためです。
増波した簡易無線を使用する際の注意事項なども併せて、詳しくは下記の記事をご覧ください。

デジタル簡易無線(業務用トランシーバー)の増波【理由と解説】令和5年度改正

デジタル簡易無線・業務用トランシーバーの増波【理由と解説】 簡易無線の増波で利用できるチャンネルが増える! 本記事では令和5年度(2023年)に改正されたデジタル簡易…

デジタル簡易無線機をお持ちの方へ

ソフトウェア更新による増波対応

ソフトウェア更新による対応するメーカーはあります。
ご使用中のデジタル簡易無線機は増波対応かどうか、御気軽にご連絡ください。

法改正による免許手続きについて

  • 増波前の機種をご利用の方は従来通りそのままお使い頂けます。
  • 増波対応の82ch機と従来の30ch機を混在してご利用になる場合
     ・包括登録の場合、増波対応簡易無線局について新たに包括登録の手続きが必要です。
     ・個別登録の場合、増波対応簡易無線局について新たに個別登録の手続きが必要です。

詳しくはお問合せください。

各メーカー増波対応モデル(2026年最新)

法令改定に伴い、各業務用無線機メーカから対応内容が届いております。

YAESU(八重洲無線株式会社)

ICOM(株式会社アイコム)

KENWOOD(株式会社JVCケンウッド)

MOTOROLA(モトローラ・ソリューションズ)

よくあるQ&A

無線機の「増波」とは何ですか?

波とは、利用できる周波数(チャンネル数)を増やすことです。
無線利用者の増加による混信対策や、より安定した通信環境を確保する目的で実施されます。

なぜデジタル簡易無線で増波が行われたのですか?

近年はデジタル簡易無線の利用者が増加し、混信が起きやすくなっていたためです。
特に都市部やイベント会場ではチャンネル不足が課題となっており、通信品質向上を目的として増波が行われました。

増波は登録局と免許局の両方が対象ですか?

はい、両方が対象です。
登録局・免許局それぞれで利用可能なチャンネル数が増加されました。

今使っている無線機はそのまま利用できますか?

従来の周波数のみを使う場合は、そのまま利用可能です。
ただし、増波された周波数(チャンネル)を利用したい場合は、増波対応機種への変更や手続きが必要になります。

まとめ

私たちSTJレンテックは国内の通信機器を幅広く取扱っております。お客様のニーズに合わせて、最適な機種をご提案いたします。無線機・トランシーバーの通信不安定などにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。