デジタル簡易無線とは?免許不要な登録局との違い・選び方・増波まで徹底解説
「無線機は免許が必要?」「無線機はどれを選べばいい?」と悩んでいませんか?
デジタル簡易無線は、建設・イベント・警備・物流など、さまざまな現場で使われる業務用無線機です。音声がクリアでノイズが少なく、登録局であれば免許不要で使える手軽さも魅力です。
本記事では、デジタル簡易無線の基本から、「免許局と登録局の違い」「アナログからの切替方法」「2025年対応の増波機種」まで、初心者でもわかるようやさしく解説します。
導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目次
デジタル簡易無線とは?
業務用の無線通信に使われる「簡易無線」には、デジタル方式とアナログ方式の2種類があります。なかでもデジタル簡易無線は、音声やデータをデジタル信号として送受信するため、通話品質がクリアで、ノイズがすくなく、セキュリティ面でも優れています。
また、使用できるチャンネル数が多いため、建設現場・警備・イベント運営など、さまざまな現場で導入が進んでいます。
なお、アナログ通信方式の簡易無線は2024年11月30日をもって停波される予定であり、デジタル方式への切り替えが急務となっています。
アナログ停波の詳細は下記の記事をご覧ください。
デジタル簡易無線の種類
デジタル簡易無線は、無線局の免許を受けて使用する「免許局」と、届出だけで使用できる「登録局」の2種類に分類されます。
種類1:免許局

デジタル簡易無線の免許局は、企業や団体が業務目的で使用する無線局、従業員同士の連絡手段として利用されます。
総務省が発行する無線局免許を取得することで、指定された周波数帯域で無線通信を行うことができます。免許状の有効期限は5年、更新が必要です。免許局は、免許を持つ企業や団体に所属していない人が使用することや、無線機を貸し借りすることは認められていません。
種類2:登録局

デジタル簡易無線の登録局は業務使用以外の目的でも利用できる無線局、開設には登録申請書を提出するだけです。周波数の割り当てや使用目的は比較的自由ですが、免許局に比べて使用できる電波の出力やチャンネル数が制限されています。
デジタル簡易無線の登録局は、比較的安価で運用できるため、個人や中小企業など幅広い層に利用されています。登録局は免許局に比べて電波の出力が限られているため、電波が届く範囲が狭くなる場合がありますが、免許局と周波数を共有するため、電波が混信を起こす可能性があります。
簡易業務用無線機のデジタル化について
無線通信は、長年アナログ技術によって支えられてきました。近年はデジタル技術の進歩に伴い、無線通信のデジタル化が急速に進んでいます。デジタル化には、音質の向上やセキュリティの強化など、様々なメリットがあります。
アナログ無線機は、音声を電波に変換して送信する仕組みで、ノイズや干渉の影響を受けやすく音質が劣化しやすいという欠点がありました。また、アナログ信号は盗聴されやすいというセキュリティ上の問題もありました。
一方、デジタル無線機は、音声をデジタル信号に変換して送信する仕組みで、ノイズや干渉に強く、音質が劣化しにくいというメリットがあります。また、デジタル信号は暗号化することができるため、セキュリティも強化することができます。
無線通信のデジタル化は、様々な分野で大きなメリットをもたらしています。例えば、警察や消防などの緊急通信では、デジタル無線機によって、よりクリアな音質で通信することができるようになり、緊急時の対応力が向上しています。また、物流や建設などの業務通信では、デジタル無線機によって、より安全な通信が可能になり、作業効率が向上しています。
デジタル化のメリット
- 音質の向上: デジタル信号はノイズに強く、クリアな音声伝送が可能です。これにより、通話品質が大幅に向上します。
- セキュリティの強化: デジタル信号は暗号化が容易であり、盗聴のリスクを低減します。
デジタル化の手続き、注意点
デジタル簡易無線の免許局の場合、無線局免許状の再交付申請が必要です。また、登録局の場合には無線局登録状の再登録申請が必要です。デジタル簡易無線への移行を検討している方は、まずは総務省の電波利用ホームページにある「無線局免許手続」や「無線局登録手続」をご確認ください。
弊社STJレンテックは無線機の免許及び登録手続きを代行可能です。他社でご購入の無線機、申請を行った無線機でも対応致します。詳しく確認したい方は下記の記事をご覧ください。
デジタル簡易無線の増波について
デジタル簡易無線機として運用されている簡易無線(免許局・登録局)の使用可能な周波数帯(チャンネル数)が増えると、2023年6月1日より総務省から発表されました。新たな周波数帯(チャンネル数)を追加することで、より円滑な通信を確保可能です。詳しくは、デジタル簡易無線の増波について理由やお続きなどを解説した記事をご覧ください。
増波対応機種 おすすめ3選

八重洲無線製デジタル簡易無線機SR810UA/SR820U
SR810UA/SR820Uは八重洲無線製のUHF帯携帯型デジタル簡易無線機(増波対応免許局)です。高い堅牢性と基本性能、多彩な機能を備え、防水性IP68、高性能ノイズキャンセル、長時間のバッテリーライフなど、厳しい環境でもより確実な通信を実現する高い基本性能と多彩な機能を搭載し幅広い業務連絡をサポートします。

ケンウッド製デジタル簡易無線機TCP-D261E/TCP-D261BTE
TCP-D261とTCP-D261BTは、免許局での使用に適したデジタル簡易業務用無線機(増波対応免許局)です。抗菌・抗ウイルス加工で、IP68の防塵・防水性能とBluetooth®機能を備え、どんな環境でも安心して使用できます。コンパクトで持ち運びやすく、明瞭な音質でチームワークをサポートします。

アイコム製デジタル簡易無線機IC-DU75 PLUS
IC-DU75は、アイコムの業務用デジタル簡易無線機(増波対応モデル/免許局)です。最大5Wの出力でクリアな音質を実現。最大21時間の長時間駆動、防塵・防水性能IP68など、高い性能と信頼性を誇ります。さらに、GPS機能搭載で位置情報確認も可能。オプションのBluetoothユニットでハンズフリー運用にも対応します。
まとめ
デジタル簡易無線は従来のアナログ簡易無線よりも音質がクリアで、通話内容の秘匿性が高く、様々な機能が搭載されます。免許局と登録局の2種類があり、免許局は、無線局の免許を取得する必要がありますが、登録局は、登録をするだけで使用することができます。
近年はデジタル化が進み、従来のアナログ簡易無線からデジタル簡易無線への移行が進んでいます。デジタル化のメリットとしては、音質のクリアさ、秘匿性の高さ、様々な機能の搭載に加え、チャンネル数の増加などがあります。
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